中3から絶賛不登校中https://toriko-kakumei.com〜"ふつう"が合わないわたしたち〜Fri, 22 May 2026 04:18:44 +0000jahourly1「楽しく生きたい」を取り戻したい -不登校と鬱の中で-https://toriko-kakumei.com/memo-24/https://toriko-kakumei.com/memo-24/#respondSun, 24 May 2026 12:16:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1771

こんにちは。トリコです。 前回の記事「不登校とお金、終わらない消耗」では、 不登校が家庭にもたらす疲弊や、お金の問題について書きました。 そしてその“消耗”は、今もまだ続いています。 ネコジローの鬱状態がまた始まってから ... ]]>

こんにちは。トリコです。

前回の記事不登校とお金、終わらない消耗では、

不登校が家庭にもたらす疲弊や、お金の問題について書きました。

そしてその“消耗”は、今もまだ続いています。

ネコジローの鬱状態がまた始まってから、もうすぐ1ヶ月。

自分自身の心の方もかなり疲れてしまっていました。

今回は、そんな鬱々とした毎日の中で、「このままではいたくない」と思いながら、

少しずつ自分を動かそうとしている今のことを書いてみようと思います。


ネコジローの鬱がまた始まってから、もうすぐ1ヶ月が経とうとしています。

相変わらず返事はほとんどありません。

家族とは違う時間帯に起きて、みんなが寝静まった頃にご飯を食べるので、洗い物もいつまでも終わらない。

こちらが話しかけてもほとんど無視なのに、自分の都合がいい時だけ話しかけてくる。

自分の部屋に立ち入られるのは断固拒否するのに、人の部屋には勝手に入るし、仕事机に置いていた食べ物を食べていたりする。

そういう身勝手さに、正直かなり疲れてしまっています。

こちらはいつでも待っているよ、という態度でいなければいけない。

でも向こうは、無視したり、要求だけしてきたりする。

そんな状態が続くと、どうしても心が削られていきます。

私自身も「うつ状態」になってしまっているのだと思います。

今までにも何度もありました。

でも今回は、今までで一番、抜け出せないような鬱々とした空気があります。

家のことも、仕事も、やらなければいけないことは山ほどある。

やりたい気持ちはあるのに、どうしても動けない。

何もしたくない。

かろうじて家事だけは回していますが、感情がどこかへ消えてしまったような自分に、また嫌気がさしてしまう。

気分転換をする気力すら、中々湧きませんでした。

でも、やっぱりこのままではいたくない。

私は、もっと楽しく生きていたい。

以前、本で「人は小さくでも行動を始めると、そこから動き出せる」という話を読んだことがあります。

だから最近は、とにかく“気乗りしなくても少しだけ動く”を意識しています。

美術館へ行ってみる。

図書館へ行く。

レンタルショップを覗く。

ゲームをしてみる。

ハンドメイドイベントへ行ってみる。

「めちゃくちゃ楽しい!」というところまではまだいけません。

でも、何もせずに沈み続けていた頃よりは、ほんの少しだけ気持ちが浮上してきた気がしています。

今は、ネコジローと積極的に関わりたいという気持ちはありません。

最低限の声かけだけをしながら、まずは自分自身の心を回復させることを優先しています。

親だから頑張らなきゃ、と思い詰めてしまうけれど、

親の心が壊れてしまったら、きっと何も続けられない。

だから今は、自分を立て直す時間も必要なんだと思っています。

まだ前向きとは言えません。

まだ全然、本調子でもありません。

でも、「少しだけ浮上できたかもしれない」と思えたことを、今は大事にしたい。

焦って元気になろうとしなくてもいい。

回復を急がなくてもいい。

そんなふうに、自分にも少し優しくできたらいいなと思っています。


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#30.不登校とお金、終わらない消耗https://toriko-kakumei.com/30-story/https://toriko-kakumei.com/30-story/#respondSun, 17 May 2026 12:43:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1751

こんにちは。トリコです。 不登校が始まってから、我が家では心も体も、 そして家計も少しずつ削られていきました。 今回は、不登校と向き合う中で感じた“疲弊”と、 “現実的なお金の問題”について書いてみようと思います。 次男 ... ]]>

こんにちは。トリコです。

不登校が始まってから、我が家では心も体も、

そして家計も少しずつ削られていきました。

今回は、不登校と向き合う中で感じた“疲弊”と、

“現実的なお金の問題”について書いてみようと思います。


次男ネコジローが不登校になったのは、中学3年生の春でした。

どうにか学校に戻れるようにしたい。

何が原因なのか知りたい。

親としてどう関わればいいのか。

そんなことばかりを考えていた最初の数ヶ月は、感情が大きく揺れ動く毎日で、一番精神を消耗していたように思います。

本を読み、動画を見、行政へ相談に行き、心理士さんの話を聞き、夫婦で何度も話し合う。

昨日は「見守ろう」と思っていたのに、今日は「やっぱり動かないとダメなのでは」と不安になる。

いろんな考え方に触れるたび、自分の気持ちまで揺れてしまって、涙が止まらなくなる。

トイレで隠れて泣いたことも少なくなかったです。


不登校のニュースを外側から見ていただけの頃、

「学校に無理に行かなくてもいいのでは」「学校に行かなくても今はいろんな道がある」

そう思っていました。

でも、実際に自分が不登校の子の親になった時、ちぐはぐな感情が入り乱れてすごく苦しくなった。

この感情は、当事者にならないと分からないのだと痛感しました。

不登校の子と向き合うことは、思っていた以上に精神を消耗します。

こちらの心が健康でないと、対応し続けることができない。

だから、自分を保とうとする。

なるべく明るく。

なるべく普通に。

なるべく大丈夫そうに。

でもそれは、「無理をして普通を装う」ということでもあって、結果的にさらに自分を疲弊させていました。

わかっていても、やめられない。

親だから。

ちゃんとしなきゃと思ってしまうから。

私はハンドメイドを仕事にしています。

もともとは一人でやっていた仕事でしたが、ありがたいことに少しずつ利益が出るようになり、

夫が会社を辞めて、一緒に仕事をするようになりました。

夫婦で家で仕事をしていたからこそ、不登校には向き合いやすかったと思います。

相談に行く時間も作れた。

情報を共有することもできた。

夫婦で一緒に悩み、考えることもできた。

でも、その代わりに、仕事はどんどんできなくなっていきました。

不登校について調べる。

相談へ行く。

夫婦で話し合う。

気づけば、ものすごい時間と気力を使っています。

それでも、解決の糸口は見えない。

仕事というのは、しなければお金になりません。

単純に作業時間が減ったこともありますが、それ以上に大きかったのは、「作る気力」がなくなっていったことでした。

売れるものを作り続けること。

新しいものを考えること。

どちらも、心に余裕がないとできないんです。

もともとハンドメイドは、「好き」で始めたものでした。

でも仕事になったことで、当然ながら毎月の売上目標があります。

生活していくためには、売らなければいけない。

売れなければいけない。

心が疲れていても、作らなければいけない。

でも、新しいものを考える力が出てこない。

それでもどうにか作る。

そんな状態が続いていました。

そして、不登校には現実的な「お金」の問題もあります。

家にいる時間が長いということは、電気代も増えます。

エアコンはほぼ24時間つけっぱなし。

昼食代もかかる。

精神科への通院費もある。

相談へ行く交通費や相談料もある。

4日行って終わってしまった高校の受験費用や入学金、教科書代、指定の靴やカバン、体操服や制服代も…

仕事はできなくなっているのに、出ていくお金だけは増えていく。

どれだけ節約しても、一発の負担が大きすぎて、時々虚しくなります。

みんな、どうしているんだろう。

働きに出ている親御さんもたくさんいると思います。

でも、私は正直、とてもじゃないけど働きに行ける精神状態ではありませんでした。

そんな中でも仕事に行っている親御さん、本当にすごいと思います。

不登校は、子どもの問題だけでは終わりません。

家族の時間も、心も、お金も、少しずつ削っていく。

そしてその疲弊は、なかなか人には見えません。

だからこそ、「しんどい」と感じること自体を、自分で否定しないでいたいと思っています。

とはいえ、それが簡単に出来ていたら苦労はないんですけどね。


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#29.もう、不登校だけの話じゃないhttps://toriko-kakumei.com/29-story/https://toriko-kakumei.com/29-story/#respondSun, 10 May 2026 12:21:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1706

こんにちは。トリコです。 以前、「昼夜逆転が少し戻ってきた」と書きました。 が。 その後またネコジローは鬱の波に飲み込まれるように、昼夜逆転の生活へ戻ってしまいました。 返事のない毎日。 家族を避けるように過ごす姿。 そ ... ]]>

こんにちは。トリコです。

以前、「昼夜逆転が少し戻ってきた」と書きました。

が。

その後またネコジローは鬱の波に飲み込まれるように、昼夜逆転の生活へ戻ってしまいました。

返事のない毎日。

家族を避けるように過ごす姿。

そして、少しずつ削られていく私自身の心。

今回は、「不登校」という言葉だけでは片付けられなくなってきた今の状況と、

新たに見えてきたもの、親として感じていることを書いています。


以前の記事で、「昼夜逆転が少し戻ってきた」と書きました。

ですが、その後またネコジローは昼夜逆転の生活へと戻ってしまいました。


何がきっかけだったのか、正直まったくわかりません。

突然、また鬱の波がやってきました。

お小遣いのためにやっていた家事もできなくなり、

朝起きてくることもなくなりました。

最近は、家族を避けるように、みんなが寝静まった深夜に起き出してきて、何かを食べています。

来ないことも、返事がないことも、もうわかっているけど、

それでもご飯ができると、部屋の前まで行って声をかける。

そんな毎日が、3週間ほど続いています。

期待しすぎないように。

感情を動かしすぎないように。

そんなふうに自分を守ろうとしているけど、

だからといって傷つかないわけではなく…

少しずつ心を削られて、静かに消耗している。

最近はそんな感覚があります。

もちろん、一番つらいのはネコジロー本人だと思います。

でも、私もやっぱりつらい。

「ふつう」を演じていることにうんざりする波がきています。

引っ越してから、ネコジローは精神科へ行っていません。

本人が、病院や医師、カウンセラーそのものを信じられなくなっていて、強く拒否している状態です。

そして最近、調べ物をしていて気づいたことがあります。

もしかしたらネコジローには、統合失調症の症状もあるのかもしれない、ということです。

以前から、

「通りかかった中高生に悪く言われている」

「道を歩いている人が、自分を指差して笑っていた」

そんなことを話す時がありました。

私は、本当にそういうことがあったのだろうと思って聞いていました。

でも調べていくうちに、これは統合失調症の症状のひとつとして見られる

“被害的な受け取り方”にも当てはまるのではないか、と思うようになりました。

もちろん、素人判断はできません。

けれど調べれば調べるほど、可能性が高いように感じています。

今、ネコジローは以前の病院で処方されていた抗うつ薬も飲まなくなっています。

薬が本人に合っているのかどうかも、わからないままです。

鬱なのか、躁鬱なのか、症状によって処方される薬は違うけど、その判断もできない。

以前の主治医からは、

「薬をきちんと飲めるようにすること」

「生活リズムを整えること」

そのために、入院という方法もあると言われていました。

訪問看護も勧められましたが、本人が強く拒否して実現しませんでした。

入院という選択肢は、薬が合っているかどうかを見極めるためにも必要なのかもしれないと感じています。

まずは、親だけでも相談に行ってみようと思っています。

もう、不登校がどうこうという段階ではないのかもしれません。

学校に行けるかどうか。

勉強ができるかどうか。

今はそんなことよりも、

少しでも眠れること。

少しでも苦しさが減ること。

少しでも「生きるのがつらい」が軽くなること。

それだけを願っています。

学校に行かなくてもいい。

自分のやりたいことを見つけられたら、それでいい。

できることを少しずつ増やしていけたら、それでいい。

だから今は、この“どうしようもできない鬱の状態”が、少しでも良くなってほしい。

本当に、それだけなんです。


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#28.昼夜逆転が戻りはじめたhttps://toriko-kakumei.com/28-story/https://toriko-kakumei.com/28-story/#respondFri, 17 Apr 2026 11:31:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1694

こんにちは、トリコです。 引っ越しから10日ほどが経ちました。 まだ片付けは終わっていませんが、新しい生活の中で、 不登校の次男ネコジローに少しずつ変化が見えてきています。 今日は、最近のわが家の様子と、ネコジローの小さ ... ]]>

こんにちは、トリコです。

引っ越しから10日ほどが経ちました。

まだ片付けは終わっていませんが、新しい生活の中で、

不登校の次男ネコジローに少しずつ変化が見えてきています。

今日は、最近のわが家の様子と、ネコジローの小さな変化について書いてみたいと思います。


引っ越してから10日ほど。

まだまだ片付かないところも多く、

日々の生活を送りながら足りないものを買い足しているような毎日です。

子どもたちの部屋に必要なものも揃っていないので、

家族みんなで買い物に出かけることも増えました。

そんな中で、ネコジローの生活に変化が出てきました。

昼夜逆転していた生活が、少しずつ元に戻りつつあるのです。

もともとネコジローは、家族で出かけることが好きな子です。

最近は買い物に行く機会が増えたことで、日中に外へ出る時間が自然と増えました。

日中に動くようになったことで、夜も少しずつ眠れるようになってきています。

引っ越す前は なかなか眠れず、ご飯もあまり食べない日が続いていたのですが、

最近は以前よりもしっかり眠れている様子です。

実家にいた頃は、祖父母の肩もみをしてお小遣い以外の収入を得たり、

おやつをもらったりしていましたが、今はそういったものがありません。

その分、お小遣いだけでは足りないようで、

「家事をしたらお金をもらえないか」と相談してきました。

まだ片付けも終わっておらず、私たちも仕事にしっかり戻れていない状況。

それなら、家の中で役割があるのはいいことかもしれないと思い、家事をお願いすることにしました。

ご飯作りや後片付け、洗濯物たたみ、ゴミ捨て。

いろんなことを、できる範囲でやってくれています。

日払いにしているので、それも少しモチベーションになっているようです。

そして、何より良かったなと思うのは、「できた」が増えていることです。

料理をすれば、みんなが「美味しい」と言って食べる。

自分で作ることで食欲も出てきたのか、以前が嘘のようによく食べるようになりました。

自分好みの味付けができる、というのも大きいのかもしれません。

少しずつ「できた」が増えて、誰かの役に立っていると感じられること。

それが、ネコジローにとって良い循環を生んでいるように感じています。

とはいえ、これがいつまで続くかは分かりません。

だからこそ、「今日もやってくれる」と期待しすぎないようにしています。

できる時に、できる分だけ。

それくらいの感覚でいるほうが、お互いにとってちょうどいいのだと感じています。

ネコジロー本人は、まだ「引っ越してよかった」とは思っていないようですが、

それでも、私には以前よりも少し生き生きしているように見えます。

もしかしたら、気分が上がっている時期なのかもしれませんし、また波が来ることもあると思います。

でも、それはその時にまた考えていけばいいかな、というところで

今はこの変化を、大切に見ていきたいと思っています。


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#27.不登校の次男がやり遂げたことhttps://toriko-kakumei.com/27-story/https://toriko-kakumei.com/27-story/#respondFri, 10 Apr 2026 14:34:36 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1665

こんにちは。お久しぶりです、トリコです。 この春、わが家は思い切って引っ越しをしました。 大変なことばかりだった自力引っ越しの中で、 不登校の次男、ネコジローが「自分でやり遂げたこと」がひとつありました。 今日は、その小 ... ]]>

こんにちは。お久しぶりです、トリコです。

この春、わが家は思い切って引っ越しをしました。

大変なことばかりだった自力引っ越しの中で、

不登校の次男、ネコジローが「自分でやり遂げたこと」がひとつありました。

今日は、その小さな一歩について書きたいと思います。


これまで10年ほど続いた私の実家での同居生活。

そこから仕事場へ通う日々にも少しずつ限界を感じていたこと、

そして、不登校の次男ネコジローと向き合う時間をもっと増やしたいと思っていたこと。

さらに、環境を変えることで何か良い変化があるかもしれない――

そんな期待も重なり、2月末には物件を決め、3月末に隣県へ引っ越すことになりました。

ちょうど引っ越しシーズンのピーク。

業者の料金は驚くほど高く引越しを諦めたくなるほど。

さらに実家暮らしでは持っていなかった家電を一通り揃える必要もあって、

想像していた以上にお金がかかりました。

これまでの貯蓄が一気に減るような出費でしたが、それでも

「今出なければ、このままズルズルと今の生活が続いてしまうかもしれない」

と思い、思い切って決断しました。

少しでも費用を抑えようと、自力での引っ越しを選んだのですが……

これが本当に大変でした。

何度か往復すれば何とかなるだろうと思っていたのに、

荷物は予想以上に多く、ガソリン代も爆上げの中、全然思うように進みませんでした。

特にネコジローの荷造りが、なかなか進まなくて……。

結局、2週間ほど行き来を繰り返すことになりました。

トータルで見れば業者よりは安く済んだかもしれませんが、体力的にはかなりきつく、

「自力引っ越しはこれで最後にしよう」

夫とともに、しみじみと誓い合いました。

ただ、業者に頼まなかったことで良かったこともありました。

それは、ネコジローの荷造りです。

ネコジローは、自分の部屋に誰も入れたくないこと、荷物も自分のこだわりで分けたいことから、

「手伝いはいらない」と言いました。

そこで、4月の第1週までに荷造りできなかったぶんは実家に置いていく、

という最終ラインを決めて本人にも伝えました。

このラインを決めたことで、私自身が焦らずにいられたのは大きかったと思います。

ネコジローのペースを尊重しながら、見守ることができました

取りかかるまでには時間がかかったものの、最終的にはほとんどの荷物を自分でまとめることができました。

これは本人にとっても、「自分でできた」という実感のある、これまでにない経験だったようです。

もし業者に頼んでいたら、期限に追われて私も焦り、

その気持ちをぶつけてしまっていたかもしれません。

そうならなかったことは、本当に良かったと思います。

今回、自分の荷物を自分でまとめ、やり遂げたこと。

「自分でも終われるとは思ってなかった…!」と言っていたのが印象的でした。

できないと思っていたことが出来たということ。

できたことを嬉しそうに言ってくる姿になんだか嬉しくなりました。

「自分なんか…」とか「自分ができることなんてない」とか

ネガティブな言葉が多いネコジローの、ちょっとした、

だけど、大きな違いがそこにありました。

まだ新居の片付けは終わっていませんが、こうして久しぶりにブログを書くことができました。

現在のネコジローや、引っ越し後の我が家の様子については、また次回書いていきたいと思います。


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#26. 不登校とバイト、はじめの一歩https://toriko-kakumei.com/26-story/https://toriko-kakumei.com/26-story/#respondSun, 01 Mar 2026 11:50:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1621

こんにちは。トリコです。 今回は、不登校の次男ネコジローが、はじめて「働く」という一歩を踏み出した話です。 外でのアルバイトはまだ難しいけれど、私たちの自営業の事務所で、できることから少しずつ。 小さな変化だけれど、わが ... ]]>

こんにちは。トリコです。

今回は、不登校の次男ネコジローが、はじめて「働く」という一歩を踏み出した話です。

外でのアルバイトはまだ難しいけれど、私たちの自営業の事務所で、できることから少しずつ。

小さな変化だけれど、わが家にとっては大きな一歩でした。


次男ネコジローが、バイトを始めました。

と言っても、私たち夫婦がやっている自営業の手伝いです。

私たちは、ハンドメイドや輸入販売を主とした仕事を、夫婦でしています。

事務所を借りて、そこで日々作業をしています。

少し前、長男ワンタローが短期のアルバイトをしました。

大学一年生の終わり頃、ようやく初めてのバイトでした。

その姿を見て、ネコジローも何か感じるものがあったのかもしれません。

それに、お小遣いだけでは足りない、欲しいものを買うには自分でお金を稼ぎたい――

そんな気持ちもあったのだと思います。

ワンタローの短期バイトが始まってしばらくした頃、ネコジローが事務所にやってきました。

「何か自分にできる仕事があるならしたい。外にバイトに行くのはまだ無理だけど、ここでバイトをしてお金が欲しい」

そう言いました。

比較的簡単にできそうな作業を、少しだけ試してもらいました。

その日はそれで帰っていきましたが、

「こんなのできない」
「うまくやれない」
「あまり役には立ててない」

そんな言葉も口にしていました。

それでも私は、

「十分できているよ」
「こういう雑務をしてもらえるのは、本当に助かる」

そのことだけは、しっかり伝えました。

本人の様子からして、もしかしたらもう来ないかもしれないな、と思っていました。

けれど同居している祖母には、「自分でもできる仕事がある」と話していたそうです。

何がきっかけでも、どんな動機でもいい。

日中に起きて、自転車で10分の事務所まで来たこと。

「バイトをしよう」と思い、実際に行動に移したこと。

その“自分からの一歩”が、私にはとても大きな変化に感じられました。

躁うつの波の中で、たまたま気分が上がっているだけなのかもしれません。

それでも、これまでになかった動きが起きているのは確かです。

私たちの仕事は、彼に突然すべてを任せられるようなものばかりではありません。

誰にでもできる簡単な雑務や、少しだけコツのいる作業を、少しずつやってもらっています。

来る時間も帰る時間も自由。

1日のノルマもありません。

作業時間より休憩時間のほうが長くてもいい。

そんな“ゆるいバイト”から始めています。



まずは、「できた」「できる」という感覚を、ひとつずつ増やしていけたら。

そして、「自分なんか何もできない」という彼の思い込みが、ほんの少しでもやわらいでいったら。

正直に言えば、ネコジローの“バイト先”としては、これ以上都合のいい環境はないのかもしれません。

時間も自由。ノルマもない。体調や気分に合わせて動ける。

外のアルバイトでは、きっとこうはいかないでしょう。

このところの物価高で、自営業も決して楽ではありません。

余裕があるわけではないけれど、それでもこうして「働く」という体験をさせてあげられるのは、

これまで夫婦で続けてきたこの仕事の強みなのかもしれない、とも思います。

遠回りに見えたこれまでの道のりが、今ここで少し意味を持ちはじめているのだとしたら。

この小さな一歩が、いつか外の世界へ踏み出す力につながっていきますように。


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#25. 不登校の弟を持つ姉の本音https://toriko-kakumei.com/25-story/https://toriko-kakumei.com/25-story/#respondSun, 22 Feb 2026 11:30:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1612

こんにちは。トリコです。 トリコ家4人が、色々と訳あって私の実家に同居しはじめて10年。 子どもたちが大きくなり、私と夫も自営業をはじめ、次男の不登校があり… いろんなことがあった10年でした。 不登校の解決も含め、諸々 ... ]]>

こんにちは。トリコです。

トリコ家4人が、色々と訳あって私の実家に同居しはじめて10年。

子どもたちが大きくなり、私と夫も自営業をはじめ、次男の不登校があり…

いろんなことがあった10年でした。

不登校の解決も含め、諸々を考えて実家を出て4人で暮らすことを検討しはじめて

3、4年経ちますが、いよいよ今春に実家を出ることにしました。

その辺のお話はまた違う記事で書きたいと思いますが、

今回4人で暮らす家を探していたときに出会った、

不動産会社の女の子の話を綴っていきます。


不動産会社の女の子に内見案内してもらってる車中で

今回の家探しは不登校の次男にも良い環境の変化を与えられたら…という話になり、

彼女の弟が不登校だったということを話してくれました。

もう不登校は解決し、現在は大学生をしているということで、

ついつい、どんなことがあったのか、どんなふうに解決したのかを聞いてしまったのでした。

彼女は当時の家庭の環境や自分の気持ちを交えながら、話してくれました。



中学2年生の時に不登校になった彼女の弟。

学校の先生をしていた彼女の母は、我が子の不登校に向き合うために、

発達障害の子たちの学校の先生へと転身しました。

そして弟さんの学校に行きたくないという気持ちを「受け入れる」ということの大切さに気付いたといいます。

長女である彼女が優等生な部分もあり、「子どもはこういうものなんだ」という思い込みがあったそうですが

弟さんや発達障害の子たちと向き合う中で、「いろんな子がいる」「その子の持っているものを大切にしたい」

そんな気持ちになっていったそうです。



彼女は長女で、学校はもちろん、部活も頑張っていたので、

「なんで弟ばかり。ずるい」

という感情を持っていたけれど、言えなかったと言っていました。

私には、そんな彼女の姿と、長男ワンタローの姿が重なって見えたんです。

彼女の言葉は、長男の想いのように感じられて、私は車中で溢れてくる涙を止められませんでした。

「このままでは家庭崩壊するかもしれない」

彼女にとって大きな不安や怖さが重くのしかかる日々。

「あんたのせいでお母さんが泣いている」

そんな憤りもあったといいます。



当時はそんな弟との仲は悪く、責める言葉を投げてばかりだったけれど、

母親が「弟のありのままを受け入れることが大切」ということを教えてくれた。

そして、「弟のことだけではなく、自分のこともちゃんと考えてくれている」

ということを見せてくれるようになった
そうです。

(彼女は食べることが好きだったので、二人が自分をご飯に連れて行ってくれたことが嬉しくて、

心が満たされるようになったら弟のことを責める気持ちがなくなっていったのだそうです)

弟さんは通信制の高校を経て、普通に社会に生きているし、彼女と弟の仲は良くなったと笑っていました。


そして、今私たちが次男のことを思い新しい環境を探していることは絶対に良い方にいく、と

何度も何度も言ってくれた。

営業トークかもしれないけど、同じ不登校を経験し、解決した彼女の言葉に私はすごく救われた。

そして内見した家を即決してしまったのは彼女の人柄に買わされたのかもしれません。

賃貸申込したその家は、審査も通り、いよいよ春には引っ越すことになりました。

ネコジローは引っ越しに難色を示していますが、彼にとって良い環境になれるようにしていきたい。

部屋の空気を変えていくように、新しい場所で、新しい何かと出会えることになりますように。

余談ですが、彼女の話を聞く以前から、私は時々、

長男ワンタローと二人でパフェを食べに行く、

というような時間を作っていました。

ほんのささやかなことだけれど、

「弟だけじゃなくて、自分も大切にされているんだ」

そんなふうに、少しでも感じてくれていたらいいな、と思います。

そしてこれからも、兄としてではなく、一人のワンタローとして向き合う時間を大切にしていきたいと思います。


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#24. 自分の“現在地”を知るということhttps://toriko-kakumei.com/24-story/https://toriko-kakumei.com/24-story/#respondSun, 15 Feb 2026 11:38:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1610

こんにちは。トリコです。 今回は、不登校の次男ネコジローが 「自分の診断について知りたい」と言ってきた日のことを書きます。 うつ、発達特性、対人不安—— いくつかの状態を知ることは、ショックでもあり、同時に“自分の現在地 ... ]]>

こんにちは。トリコです。

今回は、不登校の次男ネコジローが

「自分の診断について知りたい」と言ってきた日のことを書きます。

うつ、発達特性、対人不安——

いくつかの状態を知ることは、ショックでもあり、同時に“自分の現在地”を知ることでもありました。

診断名を知ることは、前に進む一歩になるのか。それとも別の道なのか。

揺れながらも感じた、親としての正直な思いを綴りました。


心療内科に通い始めてから、2年が経ちました。

先日、ネコジローがぽつりと

「自分にどんな診断が下されているのか、ちゃんと聞きたい」

と言ってきました。

自分では聞けないから、お母さんから伝えてほしい、と。

私は主治医に、本人が知りたいと思っていることを伝え、改めて診断名を教えてもらいました。

ネコジローに出ている診断は、

うつ病(気分の落ち込みや意欲の低下が続く状態)
ADHD(注意の持続や衝動のコントロールに特性がある発達特性)
自閉症スペクトラム(対人関係や感覚の受け取り方に特性がある発達特性)
過敏性腸症候群(強いストレスなどで腹痛や下痢などが起こる症状)
対人不安(人との関わりに強い不安や緊張を感じる状態)

本人が思っていたよりも多かったようで、少し驚いていました。

けれど、自分の症状や特性を知ることは、

自分と向き合うための第一歩になるのかもしれない、と思えました。

診断名を知ることで、対処法が見えてくることもあります。

たとえばADHDでも、自分の特性を理解し、工夫しながら生活している人はたくさんいます。

「どうしてできないんだろう」ではなく、

「こういう特性があるからか」とわかるだけで、

少しだけ自分を責める気持ちが軽くなることもあるかもしれない。

自分の現在地を知ることができたなら、

そこから未来へ向かう道も、きっと探していける…

ネコジローに今までと少し違う行動が見えると、

つい「前に進んでいるのかもしれない」と思ってしまいます。

本当は、逆方向に進んでいる可能性だってあるのかもしれない…

それでも私は、少しでも良い未来のほうへ向かっていると、信じていたいのです。


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「見守りましょう」という言葉https://toriko-kakumei.com/memo-23/https://toriko-kakumei.com/memo-23/#respondSun, 08 Feb 2026 11:31:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1589

こんにちは。トリコです。 不登校が始まってから、何度となく耳にし、目にしてきた 「見守りましょう」という言葉。 その言葉に、私はずっと不信感を抱いたり、救いを求めたり。 たくさん振り回されてきたような気がします。 今回は ... ]]>

こんにちは。トリコです。

不登校が始まってから、何度となく耳にし、目にしてきた

「見守りましょう」という言葉。

その言葉に、私はずっと不信感を抱いたり、救いを求めたり。

たくさん振り回されてきたような気がします。

今回は、その「見守りましょう」という言葉について、

今の私が考えていることを少し書いてみたいと思います。


ネコジローが不登校になりたての頃、私は不登校に関する本を手当たり次第に読みました。

藁にもすがる思いで、何かヒントになるものはないかと探していたのだと思います。

けれど、どの本を読んでも、繰り返し出てくるのは

「今は見守りましょう」という言葉でした。

市の相談窓口にもいくつか足を運びましたが、返ってくる答えは似たようなものです。

「今は充電期間かもしれませんね」

「焦らず、見守っていきましょう」

そのたびに、胸の奥がざわつきました。

「見守る」

それは、何もしないということなのではないか。

このまま、何も変わらず時間だけが過ぎていくのではないか。

そんな不安が、どうしても拭えなかったのです。

そんな中で、「見守りましょう」という考え方に異議を唱える一冊の本に出会いました。

今振り返れば、少し荒療治とも言える方法だったと思いますが、当時の私はそこに活路を見出しました。

(このことについては、過去の記事「見守るだけじゃない方法」でも書いています)

今になって思うのは、「見守らない」方向の方法は、

実は親にとって都合がよかっただけなのかもしれない、

ということです。

何かをしている、動いている、関わっている。

そう感じられることで、不安を紛らわせていたのは、

子どもではなく私自身だったのだと思います。

今の私は、「見守る」という言葉を、少し違う意味で受け取っています。

それは、ただ黙って見ていることではありません。

見守ることは、とても苦しいです。

先回りしてきた私にとって、

「失敗するだろうな」

「傷つくだろうな」

そう分かっていることを、何も言わずに見ているのは、本当に難しい。

意識していても、つい口を出しそうになったり、実際に言ってしまったりもします。

それでも、子どもが自分の足で歩けるように。

自分で考え、選び、動けるように。

一歩引いた場所から、そっと支える。

失敗しながら、傷つきながら、そこから何かを掴み取っていけるように。

かつての私は、「見守りましょう」という言葉を、無責任なものだと思っていました。

でも今は、親が親として生まれ変わるために必要な言葉なのかもしれない、と感じています。

「見守りましょう」には、きっとたくさんの意味が込められています。

そして、それは不登校に関わる中で、一番難しいことなのではないでしょうか。

子どもを信じること。

子ども自身が気づき、歩き出すその時まで、支えながら待つこと。

簡単なようで、無責任な言葉のようで、

何よりも覚悟がいることだと、今は思っています。

「見守りましょう」に不信感や疲れを感じた頃の話です。



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#23. 不登校次男とカラオケに行ったhttps://toriko-kakumei.com/23-story/https://toriko-kakumei.com/23-story/#respondSun, 01 Feb 2026 12:01:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1559

こんにちは。トリコです。 前回は、3ヶ月に及ぶ「だんまり期」を抜けた時のことを書きました。 今回は、だんまり期を抜けて2週間ほどした頃に 次男ネコジローとカラオケに行った時のことと、 そこから見えてきたものについて書きま ... ]]>

こんにちは。トリコです。

前回は、3ヶ月に及ぶ「だんまり期」を抜けた時のことを書きました。

今回は、だんまり期を抜けて2週間ほどした頃に

次男ネコジローとカラオケに行った時のことと、

そこから見えてきたものについて書きました。


家族でカラオケ

1月半ば頃、長男の大学が休講になった日に、家族全員でカラオケに行きました。

開店時間の10時から夕方18時くらいまでのフリータイム。

子どもたちが知っている曲を歌ったりしつつ、子どもたちの歌を聞くことをメインに過ごしました。

選曲から見えたもの


ネコジローが時折、歌が始まる時や終わった時に、

「この曲のこの部分がすごく共感する」

というようなことを話してくれました。

歌った曲の全てがそうだということではなかったけど、

彼の選曲はなんだか心の叫びが聴こえてくるようなものが多かったように思います。

自分が嫌いだ

こんな自分は何の価値もない

みんな離れていく

どうしたら、この気持ちを忘れられるのかな

どうしようもない気持ちを抱えているのが辛い

傷ついて、落ち込んで、やりきれない思いを抱え続けている…

そんな歌詞が多くて、なんだか胸が苦しくなりました。

でも、そんな気持ちに共感していることを私に話してくれたこと、

そしてその自分の気持ちを代弁しているような歌を歌うことが

彼自身のセラピーになるかもしれないと感じました。

次の学び

そんな中で少し気になったのが、選曲からちらりと見える

希死念慮

希死念慮(きしねんりょ)とは、一言で言うと

「具体的な計画はないけれど、なんとなく“死にたい” “消えてしまいたい” と願ってしまう状態」

死にたいというより、今の苦しみや出口の見えない状況から逃れたいという思いから生まれるのだそうです。

今、家族といる時間は笑いながら話せることが多いですが

日中誰もいない時間や、みんなが寝てしまう夜中、

色々と考えてしまうこともあるのかもしれません。

選曲だけに限らず、ここ数ヶ月のネコジローを見ていると

なんとなくそういう想いを抱えているように思えることがあります。

ほんの少しずつの「あれ?」という、ちょっとした“引っかかり”を感じることが積み重なって。

考えすぎかもしれないけど、不登校について書かれる本の中には

自傷行為をしている子どもへの対応についても書かれていることがありました。

うちにはあまり関係ないな、なんて深く読めていなかったけど

最近はすごく気になってしまって。

考えすぎならそれでもいいけど

もし、希死念慮を抱いているのなら、

そういう行為をするほどまでになっているのなら

私がとるべき対応についても、もう少し知っておく必要があると感じました。

今、私が読んでいるのは不登校の本ではなく、

「うつ」についての本が多いです。

鬱について学ぶことに加えて希死念慮についても学んでいこうと思います。


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