中3から絶賛不登校中https://toriko-kakumei.com〜"ふつう"が合わないわたしたち〜Sun, 01 Mar 2026 03:14:46 +0000jahourly1#26. 不登校とバイト、はじめの一歩https://toriko-kakumei.com/26-story/https://toriko-kakumei.com/26-story/#respondSun, 01 Mar 2026 11:50:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1621

こんにちは。トリコです。 今回は、不登校の次男ネコジローが、はじめて「働く」という一歩を踏み出した話です。 外でのアルバイトはまだ難しいけれど、私たちの自営業の事務所で、できることから少しずつ。 小さな変化だけれど、わが ... ]]>

こんにちは。トリコです。

今回は、不登校の次男ネコジローが、はじめて「働く」という一歩を踏み出した話です。

外でのアルバイトはまだ難しいけれど、私たちの自営業の事務所で、できることから少しずつ。

小さな変化だけれど、わが家にとっては大きな一歩でした。


次男ネコジローが、バイトを始めました。

と言っても、私たち夫婦がやっている自営業の手伝いです。

私たちは、ハンドメイドや輸入販売を主とした仕事を、夫婦でしています。

事務所を借りて、そこで日々作業をしています。

少し前、長男ワンタローが短期のアルバイトをしました。

大学一年生の終わり頃、ようやく初めてのバイトでした。

その姿を見て、ネコジローも何か感じるものがあったのかもしれません。

それに、お小遣いだけでは足りない、欲しいものを買うには自分でお金を稼ぎたい――

そんな気持ちもあったのだと思います。

ワンタローの短期バイトが始まってしばらくした頃、ネコジローが事務所にやってきました。

「何か自分にできる仕事があるならしたい。外にバイトに行くのはまだ無理だけど、ここでバイトをしてお金が欲しい」

そう言いました。

比較的簡単にできそうな作業を、少しだけ試してもらいました。

その日はそれで帰っていきましたが、

「こんなのできない」
「うまくやれない」
「あまり役には立ててない」

そんな言葉も口にしていました。

それでも私は、

「十分できているよ」
「こういう雑務をしてもらえるのは、本当に助かる」

そのことだけは、しっかり伝えました。

本人の様子からして、もしかしたらもう来ないかもしれないな、と思っていました。

けれど同居している祖母には、「自分でもできる仕事がある」と話していたそうです。

何がきっかけでも、どんな動機でもいい。

日中に起きて、自転車で10分の事務所まで来たこと。

「バイトをしよう」と思い、実際に行動に移したこと。

その“自分からの一歩”が、私にはとても大きな変化に感じられました。

躁うつの波の中で、たまたま気分が上がっているだけなのかもしれません。

それでも、これまでになかった動きが起きているのは確かです。

私たちの仕事は、彼に突然すべてを任せられるようなものばかりではありません。

誰にでもできる簡単な雑務や、少しだけコツのいる作業を、少しずつやってもらっています。

来る時間も帰る時間も自由。

1日のノルマもありません。

作業時間より休憩時間のほうが長くてもいい。

そんな“ゆるいバイト”から始めています。



まずは、「できた」「できる」という感覚を、ひとつずつ増やしていけたら。

そして、「自分なんか何もできない」という彼の思い込みが、ほんの少しでもやわらいでいったら。

正直に言えば、ネコジローの“バイト先”としては、これ以上都合のいい環境はないのかもしれません。

時間も自由。ノルマもない。体調や気分に合わせて動ける。

外のアルバイトでは、きっとこうはいかないでしょう。

このところの物価高で、自営業も決して楽ではありません。

余裕があるわけではないけれど、それでもこうして「働く」という体験をさせてあげられるのは、

これまで夫婦で続けてきたこの仕事の強みなのかもしれない、とも思います。

遠回りに見えたこれまでの道のりが、今ここで少し意味を持ちはじめているのだとしたら。

この小さな一歩が、いつか外の世界へ踏み出す力につながっていきますように。


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#25. 不登校の弟を持つ姉の本音https://toriko-kakumei.com/25-story/https://toriko-kakumei.com/25-story/#respondSun, 22 Feb 2026 11:30:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1612

こんにちは。トリコです。 トリコ家4人が、色々と訳あって私の実家に同居しはじめて10年。 子どもたちが大きくなり、私と夫も自営業をはじめ、次男の不登校があり… いろんなことがあった10年でした。 不登校の解決も含め、諸々 ... ]]>

こんにちは。トリコです。

トリコ家4人が、色々と訳あって私の実家に同居しはじめて10年。

子どもたちが大きくなり、私と夫も自営業をはじめ、次男の不登校があり…

いろんなことがあった10年でした。

不登校の解決も含め、諸々を考えて実家を出て4人で暮らすことを検討しはじめて

3、4年経ちますが、いよいよ今春に実家を出ることにしました。

その辺のお話はまた違う記事で書きたいと思いますが、

今回4人で暮らす家を探していたときに出会った、

不動産会社の女の子の話を綴っていきます。


不動産会社の女の子に内見案内してもらってる車中で

今回の家探しは不登校の次男にも良い環境の変化を与えられたら…という話になり、

彼女の弟が不登校だったということを話してくれました。

もう不登校は解決し、現在は大学生をしているということで、

ついつい、どんなことがあったのか、どんなふうに解決したのかを聞いてしまったのでした。

彼女は当時の家庭の環境や自分の気持ちを交えながら、話してくれました。



中学2年生の時に不登校になった彼女の弟。

学校の先生をしていた彼女の母は、我が子の不登校に向き合うために、

発達障害の子たちの学校の先生へと転身しました。

そして弟さんの学校に行きたくないという気持ちを「受け入れる」ということの大切さに気付いたといいます。

長女である彼女が優等生な部分もあり、「子どもはこういうものなんだ」という思い込みがあったそうですが

弟さんや発達障害の子たちと向き合う中で、「いろんな子がいる」「その子の持っているものを大切にしたい」

そんな気持ちになっていったそうです。



彼女は長女で、学校はもちろん、部活も頑張っていたので、

「なんで弟ばかり。ずるい」

という感情を持っていたけれど、言えなかったと言っていました。

私には、そんな彼女の姿と、長男ワンタローの姿が重なって見えたんです。

彼女の言葉は、長男の想いのように感じられて、私は車中で溢れてくる涙を止められませんでした。

「このままでは家庭崩壊するかもしれない」

彼女にとって大きな不安や怖さが重くのしかかる日々。

「あんたのせいでお母さんが泣いている」

そんな憤りもあったといいます。



当時はそんな弟との仲は悪く、責める言葉を投げてばかりだったけれど、

母親が「弟のありのままを受け入れることが大切」ということを教えてくれた。

そして、「弟のことだけではなく、自分のこともちゃんと考えてくれている」

ということを見せてくれるようになった
そうです。

(彼女は食べることが好きだったので、二人が自分をご飯に連れて行ってくれたことが嬉しくて、

心が満たされるようになったら弟のことを責める気持ちがなくなっていったのだそうです)

弟さんは通信制の高校を経て、普通に社会に生きているし、彼女と弟の仲は良くなったと笑っていました。


そして、今私たちが次男のことを思い新しい環境を探していることは絶対に良い方にいく、と

何度も何度も言ってくれた。

営業トークかもしれないけど、同じ不登校を経験し、解決した彼女の言葉に私はすごく救われた。

そして内見した家を即決してしまったのは彼女の人柄に買わされたのかもしれません。

賃貸申込したその家は、審査も通り、いよいよ春には引っ越すことになりました。

ネコジローは引っ越しに難色を示していますが、彼にとって良い環境になれるようにしていきたい。

部屋の空気を変えていくように、新しい場所で、新しい何かと出会えることになりますように。

余談ですが、彼女の話を聞く以前から、私は時々、

長男ワンタローと二人でパフェを食べに行く、

というような時間を作っていました。

ほんのささやかなことだけれど、

「弟だけじゃなくて、自分も大切にされているんだ」

そんなふうに、少しでも感じてくれていたらいいな、と思います。

そしてこれからも、兄としてではなく、一人のワンタローとして向き合う時間を大切にしていきたいと思います。


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#24. 自分の“現在地”を知るということhttps://toriko-kakumei.com/24-story/https://toriko-kakumei.com/24-story/#respondSun, 15 Feb 2026 11:38:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1610

こんにちは。トリコです。 今回は、不登校の次男ネコジローが 「自分の診断について知りたい」と言ってきた日のことを書きます。 うつ、発達特性、対人不安—— いくつかの状態を知ることは、ショックでもあり、同時に“自分の現在地 ... ]]>

こんにちは。トリコです。

今回は、不登校の次男ネコジローが

「自分の診断について知りたい」と言ってきた日のことを書きます。

うつ、発達特性、対人不安——

いくつかの状態を知ることは、ショックでもあり、同時に“自分の現在地”を知ることでもありました。

診断名を知ることは、前に進む一歩になるのか。それとも別の道なのか。

揺れながらも感じた、親としての正直な思いを綴りました。


心療内科に通い始めてから、2年が経ちました。

先日、ネコジローがぽつりと

「自分にどんな診断が下されているのか、ちゃんと聞きたい」

と言ってきました。

自分では聞けないから、お母さんから伝えてほしい、と。

私は主治医に、本人が知りたいと思っていることを伝え、改めて診断名を教えてもらいました。

ネコジローに出ている診断は、

うつ病(気分の落ち込みや意欲の低下が続く状態)
ADHD(注意の持続や衝動のコントロールに特性がある発達特性)
自閉症スペクトラム(対人関係や感覚の受け取り方に特性がある発達特性)
過敏性腸症候群(強いストレスなどで腹痛や下痢などが起こる症状)
対人不安(人との関わりに強い不安や緊張を感じる状態)

本人が思っていたよりも多かったようで、少し驚いていました。

けれど、自分の症状や特性を知ることは、

自分と向き合うための第一歩になるのかもしれない、と思えました。

診断名を知ることで、対処法が見えてくることもあります。

たとえばADHDでも、自分の特性を理解し、工夫しながら生活している人はたくさんいます。

「どうしてできないんだろう」ではなく、

「こういう特性があるからか」とわかるだけで、

少しだけ自分を責める気持ちが軽くなることもあるかもしれない。

自分の現在地を知ることができたなら、

そこから未来へ向かう道も、きっと探していける…

ネコジローに今までと少し違う行動が見えると、

つい「前に進んでいるのかもしれない」と思ってしまいます。

本当は、逆方向に進んでいる可能性だってあるのかもしれない…

それでも私は、少しでも良い未来のほうへ向かっていると、信じていたいのです。


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「見守りましょう」という言葉https://toriko-kakumei.com/memo-23/https://toriko-kakumei.com/memo-23/#respondSun, 08 Feb 2026 11:31:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1589

こんにちは。トリコです。 不登校が始まってから、何度となく耳にし、目にしてきた 「見守りましょう」という言葉。 その言葉に、私はずっと不信感を抱いたり、救いを求めたり。 たくさん振り回されてきたような気がします。 今回は ... ]]>

こんにちは。トリコです。

不登校が始まってから、何度となく耳にし、目にしてきた

「見守りましょう」という言葉。

その言葉に、私はずっと不信感を抱いたり、救いを求めたり。

たくさん振り回されてきたような気がします。

今回は、その「見守りましょう」という言葉について、

今の私が考えていることを少し書いてみたいと思います。


ネコジローが不登校になりたての頃、私は不登校に関する本を手当たり次第に読みました。

藁にもすがる思いで、何かヒントになるものはないかと探していたのだと思います。

けれど、どの本を読んでも、繰り返し出てくるのは

「今は見守りましょう」という言葉でした。

市の相談窓口にもいくつか足を運びましたが、返ってくる答えは似たようなものです。

「今は充電期間かもしれませんね」

「焦らず、見守っていきましょう」

そのたびに、胸の奥がざわつきました。

「見守る」

それは、何もしないということなのではないか。

このまま、何も変わらず時間だけが過ぎていくのではないか。

そんな不安が、どうしても拭えなかったのです。

そんな中で、「見守りましょう」という考え方に異議を唱える一冊の本に出会いました。

今振り返れば、少し荒療治とも言える方法だったと思いますが、当時の私はそこに活路を見出しました。

(このことについては、過去の記事「見守るだけじゃない方法」でも書いています)

今になって思うのは、「見守らない」方向の方法は、

実は親にとって都合がよかっただけなのかもしれない、

ということです。

何かをしている、動いている、関わっている。

そう感じられることで、不安を紛らわせていたのは、

子どもではなく私自身だったのだと思います。

今の私は、「見守る」という言葉を、少し違う意味で受け取っています。

それは、ただ黙って見ていることではありません。

見守ることは、とても苦しいです。

先回りしてきた私にとって、

「失敗するだろうな」

「傷つくだろうな」

そう分かっていることを、何も言わずに見ているのは、本当に難しい。

意識していても、つい口を出しそうになったり、実際に言ってしまったりもします。

それでも、子どもが自分の足で歩けるように。

自分で考え、選び、動けるように。

一歩引いた場所から、そっと支える。

失敗しながら、傷つきながら、そこから何かを掴み取っていけるように。

かつての私は、「見守りましょう」という言葉を、無責任なものだと思っていました。

でも今は、親が親として生まれ変わるために必要な言葉なのかもしれない、と感じています。

「見守りましょう」には、きっとたくさんの意味が込められています。

そして、それは不登校に関わる中で、一番難しいことなのではないでしょうか。

子どもを信じること。

子ども自身が気づき、歩き出すその時まで、支えながら待つこと。

簡単なようで、無責任な言葉のようで、

何よりも覚悟がいることだと、今は思っています。

「見守りましょう」に不信感や疲れを感じた頃の話です。



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#23. 不登校次男とカラオケに行ったhttps://toriko-kakumei.com/23-story/https://toriko-kakumei.com/23-story/#respondSun, 01 Feb 2026 12:01:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1559

こんにちは。トリコです。 前回は、3ヶ月に及ぶ「だんまり期」を抜けた時のことを書きました。 今回は、だんまり期を抜けて2週間ほどした頃に 次男ネコジローとカラオケに行った時のことと、 そこから見えてきたものについて書きま ... ]]>

こんにちは。トリコです。

前回は、3ヶ月に及ぶ「だんまり期」を抜けた時のことを書きました。

今回は、だんまり期を抜けて2週間ほどした頃に

次男ネコジローとカラオケに行った時のことと、

そこから見えてきたものについて書きました。


家族でカラオケ

1月半ば頃、長男の大学が休講になった日に、家族全員でカラオケに行きました。

開店時間の10時から夕方18時くらいまでのフリータイム。

子どもたちが知っている曲を歌ったりしつつ、子どもたちの歌を聞くことをメインに過ごしました。

選曲から見えたもの


ネコジローが時折、歌が始まる時や終わった時に、

「この曲のこの部分がすごく共感する」

というようなことを話してくれました。

歌った曲の全てがそうだということではなかったけど、

彼の選曲はなんだか心の叫びが聴こえてくるようなものが多かったように思います。

自分が嫌いだ

こんな自分は何の価値もない

みんな離れていく

どうしたら、この気持ちを忘れられるのかな

どうしようもない気持ちを抱えているのが辛い

傷ついて、落ち込んで、やりきれない思いを抱え続けている…

そんな歌詞が多くて、なんだか胸が苦しくなりました。

でも、そんな気持ちに共感していることを私に話してくれたこと、

そしてその自分の気持ちを代弁しているような歌を歌うことが

彼自身のセラピーになるかもしれないと感じました。

次の学び

そんな中で少し気になったのが、選曲からちらりと見える

希死念慮

希死念慮(きしねんりょ)とは、一言で言うと

「具体的な計画はないけれど、なんとなく“死にたい” “消えてしまいたい” と願ってしまう状態」

死にたいというより、今の苦しみや出口の見えない状況から逃れたいという思いから生まれるのだそうです。

今、家族といる時間は笑いながら話せることが多いですが

日中誰もいない時間や、みんなが寝てしまう夜中、

色々と考えてしまうこともあるのかもしれません。

選曲だけに限らず、ここ数ヶ月のネコジローを見ていると

なんとなくそういう想いを抱えているように思えることがあります。

ほんの少しずつの「あれ?」という、ちょっとした“引っかかり”を感じることが積み重なって。

考えすぎかもしれないけど、不登校について書かれる本の中には

自傷行為をしている子どもへの対応についても書かれていることがありました。

うちにはあまり関係ないな、なんて深く読めていなかったけど

最近はすごく気になってしまって。

考えすぎならそれでもいいけど

もし、希死念慮を抱いているのなら、

そういう行為をするほどまでになっているのなら

私がとるべき対応についても、もう少し知っておく必要があると感じました。

今、私が読んでいるのは不登校の本ではなく、

「うつ」についての本が多いです。

鬱について学ぶことに加えて希死念慮についても学んでいこうと思います。


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#22.だんまり期を抜けた話https://toriko-kakumei.com/22-story/https://toriko-kakumei.com/22-story/#respondSun, 25 Jan 2026 12:01:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1547

こんにちは。トリコです。 前回は、約3ヶ月にも及ぶ不登校次男のダンマリ期を抜ける直前の話を書きました。 今回は、だんまり期を抜けた時のことを書いていこうと思います。 大掃除のあと 昨年末、長男ワンタローと次男ネコジローを ... ]]>

こんにちは。トリコです。

前回は、約3ヶ月にも及ぶ不登校次男のダンマリ期を抜ける直前の話を書きました。

今回は、だんまり期を抜けた時のことを書いていこうと思います。


大掃除のあと

昨年末、長男ワンタローと次男ネコジローを巻き込みながら終えた大掃除。

そしてその大掃除の日から3日後に迎えた大晦日。

早めに夕飯やお風呂を済ませて年の瀬までゲームをしようと子どもたちに声をかけました。

以前は、年に1、2回ほどやっていた「桃太郎電鉄」です。

長男は「まあ別にいいけど」という返事でやってくれることになりました。

ネコジローが来るかどうかは分からなかったのですが

来ないなら3人で遊べばいいか、という気持ちでいました。

ゲーム大会がもたらしたもの

いざ始めるぞ、となるとネコジローもそっと部屋に入ってきて一緒に遊ぶ流れになり。

自分のキャラクター名や電鉄名を決めるところから少しずつ話すようになり…

ゲームが進むにつれて口数が増え、声が大きくなってきて

ゲームが終わる頃には、寡黙期なんてものがあったとは思えないくらい

以前のように話すようになっていました。

ちょうど年越し前くらいにゲームが終わったので、そこからお蕎麦を食べて…

年が明けた頃にはもうおしゃべりが止まらなくなってました。

久しぶりに話せるようになったことで、話したいことが溜まっていたのか

とにかく止まらない…

極端すぎるよネコジロー…

眠気が襲ってくる中、止まらないネコジローの話をなるべく受け止めて受け止めて…

1、2時間は寝れずに話を聞いていた気がします。

ほんとに今までがなんだったのか、というくらい呆気ない寡黙期の終了でした。

話せるようになった

ネコジローも、話すきっかけが掴めずにいたのかな…なんて今はそんなふうに思えます。

彼がいつ話してきてもいいように、受け止めることを意識しつつ、

でも強制したり急がせたりすることがないように…

待つだけの日々は怒りや焦り、哀しさ、やるせなさ、いろんな感情と戦っていました。

この、大晦日の日のようにゲームを一緒にする、というだけでは

寡黙期は抜けられなかったのかもしれない、と思います。

待つ日々があって、ネコジローにも考える時間があって、いろんなタイミングが重なって

大晦日の日のゲームできっかけを掴めた。そんな気がしています。

今、ネコジローは空白の時を埋めるかのように毎日おしゃべりをしています。

他愛もないことだったり、時折、過去の辛いことや未来への不安、

今抱えている不安、そんなことも話すようになりました。

またいつ寡黙期に戻るか分かりません。

そんな危うさがまだありますが、傾聴を意識して、

ネコジローがまた一人で抱え込むことがないようにできたら…と思っています。


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#21. 床が見えた日 ― だんまり期の小さな変化 ―https://toriko-kakumei.com/21-story/https://toriko-kakumei.com/21-story/#respondFri, 16 Jan 2026 12:05:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1515

こんにちは。トリコです。 更新ペースをぐっと落としてしまいましたが、自分に無理がない範囲で ゆっくり続けていこうと思います。 今回は、約3ヶ月にも及ぶ不登校次男のダンマリ期を抜ける直前、 ちゃんと話せるようになる準備段階 ... ]]>

こんにちは。トリコです。

更新ペースをぐっと落としてしまいましたが、自分に無理がない範囲で

ゆっくり続けていこうと思います。

今回は、約3ヶ月にも及ぶ不登校次男のダンマリ期を抜ける直前、

ちゃんと話せるようになる準備段階とも言える時のお話です。


家族みんなで大掃除

遡ること昨年末、ネコジローは依然としてこちらを無視する状況でした。

そんな中、夫が家族みんなで大掃除をすることにしようと決めたのでした。

「家族みんなでするから、長男ワンタローもネコジローも一緒にやろうね!」

大掃除をする予定の1週間前くらいから、

・来週の土曜日と日曜日にやるよ!
・床を拭いたり窓を拭いたり、掃除機をかけられるように、大掃除の日まで自分たちで少し片付けをしておいてね

この2点を伝えました。


長男ワンタローは物も少なめで、割といつも片付いている方ですが

ネコジローは夏頃に自主的に片付けをしたものの、それからうつが深くなったこともあり、

部屋は泥棒でも入ったかのように散らかり放題になっていました。

勝手に部屋に入ることも、部屋を片付けるように言うこともなかったので

言葉通り「足の踏み場もない」という

とにかくものすごい状況でした…

そして迎えた大掃除の日。

ここ数年使っていなくて埃をかぶっていたオモチャや使わなくなったノート、

明らかに不要なものを捨てるところから始めました。

大きなゴミ袋が5、6個分と車のトランクいっぱいの紙ごみ、

よくこんなに溜めてたなというくらいのものを捨てました。



今年度に引っ越ししたいとも考えているので(その辺の話はまた違う記事に書きたいと思います)

なるべくものを減らすことを目標に…

捨てて捨てて掃除がしやすくなったところで、掃除機をかけたり拭き掃除をしたり。

協力的な長男の部屋をまず一緒に拭き掃除をした流れで

ネコジローの部屋にも掃除の手を伸ばしていきました。

部屋に入られるのにはすごく抵抗があるネコジローなので、部屋の扉や扉付近の拭き掃除だけして、

部屋に入らないと届かないところはネコジローに軽い感じに振ってやってもらう。

意外とすんなりとやってくれました。

以前の私だったら、もう少し片付けて欲しいと言ってしまったり、

部屋に入って自分がやってしまったり、

そんな進め方をしていたと思います。

ですが、今回は

床が見えている部分がある…!

というささやかな変化だけでも良しと思えました。



大掃除を通して少しだけ会話が生まれましたが、

以前のように、というわけにはもちろん行かず、

翌日は無視や避けといった行動に戻っていました。

多分そうなるだろうな、という予測はできてたので、それも受け入れることができました。

そんな大掃除を経て、3日後に大晦日を迎えるのですが

そこが転機となりました。

転機となった大晦日のお話はまた次回にしたいと思います。



3か月ほどの無視や避けられの時の私の心境の変化や思ったこと、考えたことは

トリコのメモ シリーズに書いています。

こちらもぜひ読んでもらえたら嬉しいです。

返事のないLINEを“読まない”と決めた日返事が返ってこない毎日書けなかった時間の話など。


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書けなかった時間の話https://toriko-kakumei.com/memo22/https://toriko-kakumei.com/memo22/#respondFri, 09 Jan 2026 12:46:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1500

新年あけましておめでとうございます。トリコです。 ずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。 この記事では、更新が止まっていたこの1ヶ月ほどのあいだ、 私が何を考え、なぜ書けなくなっていたのかを、 今の気持ちで少しだけ ... ]]>

新年あけましておめでとうございます。トリコです。



ずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。

この記事では、更新が止まっていたこの1ヶ月ほどのあいだ、

私が何を考え、なぜ書けなくなっていたのかを、

今の気持ちで少しだけ振り返ってみようと思います。


ネコジローが、こちらの言葉を無視したり避けたりする状態が、

実に3ヶ月ほど続いていました。

今までもあったことですが、せいぜい2週間くらいで無視が終わり

通常に戻っていたことを考えると、

こんなにも長くこの状態が続くのは、初めてのことでした。

想像していた以上に心が削られていて、

ブログを書く気力は、気づけばすっかりなくなっていました。

「せっかく続けてきたのだから、頑張りたい」

そう思う気持ちは確かにあるのに、

書く言葉が見つからず、

書こうとする気力も、なかなか湧いてきませんでした。

ネコジローに対して感情を動かさないようにすることで、

自分の心が壊れないように必死で守っていたのだと思います。

けれど今振り返ると、それは同時に、私自身の

“何かをしたい”

という気力までも、動かせなくしていた状態だったように感じています。

とあるきっかけがあり、

今はネコジローと、また以前のように話すことができています。

そのことについては、また次回の記事で書こうと思います。


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返事が返ってこない毎日https://toriko-kakumei.com/memo21/https://toriko-kakumei.com/memo21/#respondFri, 12 Dec 2025 12:01:00 +0000https://toriko-kakumei.com/?p=1483

こんにちは。トリコです。 次男ネコジローの「寡黙期」が2ヶ月ほど続いています。 こちらを避け、返事もほとんど返ってこない日々。 必要なやり取りさえ難しくて、 正直、親として途方に暮れる瞬間もあります。 ただ、その沈黙の裏 ... ]]>

こんにちは。トリコです。

次男ネコジローの「寡黙期」が2ヶ月ほど続いています。

こちらを避け、返事もほとんど返ってこない日々。

必要なやり取りさえ難しくて、

正直、親として途方に暮れる瞬間もあります。

ただ、その沈黙の裏には、

彼なりの“怖さ”や“言えなさ”があることも少しずつ見えてきました。

今日は、その気づきと、

私が小さな工夫を積み重ねながら関わろうとしている今の気持ちを、短く記しておこうと思います。

ネコジローが“声を失った”2ヶ月

ここ最近、ネコジローはこちらを避けています。

……といっても、ケンカをしたとか、激しいやり取りがあったわけではなくて。

ただ、返事をしない。ほとんどの場面で沈黙を貫く。

気配を殺すように部屋へ引っ込む。

声をかけても、返ってくるのは “無”…

そんな日々がもう2ヶ月ほど続いています。

こちらも無理には話しかけないようにしているけれど、

返事を必要とする場面——

たとえば急ぎの連絡や、生活のルールに関わること——

そういうところで本当に困ってしまう。

「返事をしてくれれば、ただそれだけでいいのに…」

そんな気持ちが胸の中で何度も行き場を失う。

そういった日々に疲れてきている今日この頃です。


“否定されるのが怖い”——ネコジローの言葉

少し前、彼がぽつりと漏らしてくれたことがある。

「何を言っても否定される気がする。だから言えなくなる。」

彼の中では、 “親 = 否定してくるもの・言っても無駄なもの” になっていたんです。

こちらとしてはずっと受容を試みてきたつもりだった。

実際、ダメなことには毅然としたノーを出さなくてはならない場面もある。

だけどネコジローの中では、

“ノー”だけが強く刻まれ、イエスや寄り添いの言葉は届かないまま流れてしまっていた

ように感じられます。

親として、なんともやりきれない気持ちでいっぱいで苦しくて。

でも、どうしたら彼に安心が戻るのかを、ずっと考えていました。


心理士さんの助言——“話さなくていい話し方”

相談した心理士さんから、返事ができない彼との会話をするための提案をしてもらいました。

「イエスかノーで答えられるようにする。」
「A案・B案・その他の案、という3択にする。」

ネコジローにとって、会話はまだハードルが高い。

だけど、“選ぶだけ”ならそのハードルはぐっと低くなる。

“会話をする”というより、“選ぶだけで伝わる会話”に変える


そうして、否定されない会話が積み重なれば、

彼の中の「怖い」が少しずつ薄まっていくかもしれないということでした。


時間がかかっても、「話すことが怖くない世界」を一緒に作りたい

正直、すぐに改善するわけではないと思います。

沈黙の時間は長く続くだろうし、

返事が返ってこなくて困る日はまた何度も来る。

でも、こうして少しずつ、

“話しても大丈夫かもしれない”

という感覚をネコジローが取り戻していけるなら……

親ができるのは、

焦らず、急かさず、すり減りすぎずに、

ただ淡々と “話さなくても安心な環境を作り続けること” なのかもしれません。

時には感情が爆発して、全てを投げ出したくなってしまうこともあります。

今、まさにそんな感じの数日で。

今は優しい言葉もかけられない、そんな余裕がない、と感じています。

でも自覚できるからこそ、今は無理せず、少しでも心のゆとりを取り戻して…

それからまた彼に向き合おうと思っています。

その向き合う日のための、小さなメモでした。


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こんにちは。トリコです。 お久しぶりな更新です。 ここ数日、体調も気持ちもどうにも上向かず、 やりたいことに手が伸びないまま 一日が終わってしまうという日々を過ごしてました。 日曜の定期更新も書けずに過ぎていき、 「やら ... ]]>

こんにちは。トリコです。

お久しぶりな更新です。

ここ数日、体調も気持ちもどうにも上向かず、

やりたいことに手が伸びないまま

一日が終わってしまうという日々を過ごしてました。



日曜の定期更新も書けずに過ぎていき、

「やらなきゃ」という思いと「動けない」という現実の間で、

自分でも言葉にしづらい停滞感があります。

不登校の子どもを支える生活には、表から見えない疲れが溜まっていきます。

終わりの見えない不安、

続く寡黙期、

親としての気力の揺れ。

これらが重なったとき、心が静かに沈むような日が訪れるのは自然なことなのだと思っています。

こんなとき、無理に元気になろうとしても、

前向きな言葉を自分に投げかけても、

「気持ちを切り替えなきゃ」と焦っても、

かえってしんどさが増してしまうことを、もう、いやというほど知っています。

だからまずは、できることだけを、できる範囲で。

それすら無理な日は、何もしない。

そんな「小さな許し」を自分に与えるようにしています。

とはいえ、ほんの少し気力が戻る瞬間もあります。



最近はM–1の動画をちょっとずつ見るのが、私の“ちいさな回復時間”になっていました。

数分の笑いで、不思議と心がふっと軽くなるんですよね。

不登校を経験してから、お笑いのネタに対する気持ちというか、

受け止め方というか、そんなものも少し変わってきた気がします。

もちろん、そんな気力すら出ない日もあります。

でも、「見てみようかな」と思えた日は見て、

笑えたら笑う。その程度で十分なんだと思います。

笑うと、気持ちがほんの少しだけ明るい方へ向かう——

その“少し”が、いまの私を支えてくれています。

(芸人さんたちに圧倒的感謝…!!)

不登校の親としての日々は、走り続ける長距離のようなもの。

休んだ日は「遅れ」ではなく、次に進むための助走。

ゆるくても、止まっても、また歩き出せば大丈夫。

調子が戻ってきたら、また書けばいい。

歩き出せるときに、歩き出せばいい。

そんなリズムを、自分にも許していこうと思っています。


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