こんにちは。トリコです。
トリコ家4人が、色々と訳あって私の実家に同居しはじめて10年。
子どもたちが大きくなり、私と夫も自営業をはじめ、次男の不登校があり…
いろんなことがあった10年でした。
不登校の解決も含め、諸々を考えて実家を出て4人で暮らすことを検討しはじめて
3、4年経ちますが、いよいよ今春に実家を出ることにしました。
その辺のお話はまた違う記事で書きたいと思いますが、
今回4人で暮らす家を探していたときに出会った、
不動産会社の女の子の話を綴っていきます。

不動産会社の女の子に内見案内してもらってる車中で
今回の家探しは不登校の次男にも良い環境の変化を与えられたら…という話になり、
彼女の弟が不登校だったということを話してくれました。
もう不登校は解決し、現在は大学生をしているということで、
ついつい、どんなことがあったのか、どんなふうに解決したのかを聞いてしまったのでした。
彼女は当時の家庭の環境や自分の気持ちを交えながら、話してくれました。

中学2年生の時に不登校になった彼女の弟。
学校の先生をしていた彼女の母は、我が子の不登校に向き合うために、
発達障害の子たちの学校の先生へと転身しました。
そして弟さんの学校に行きたくないという気持ちを「受け入れる」ということの大切さに気付いたといいます。
長女である彼女が優等生な部分もあり、「子どもはこういうものなんだ」という思い込みがあったそうですが
弟さんや発達障害の子たちと向き合う中で、「いろんな子がいる」「その子の持っているものを大切にしたい」
そんな気持ちになっていったそうです。

彼女は長女で、学校はもちろん、部活も頑張っていたので、
「なんで弟ばかり。ずるい」
という感情を持っていたけれど、言えなかったと言っていました。
私には、そんな彼女の姿と、長男ワンタローの姿が重なって見えたんです。
彼女の言葉は、長男の想いのように感じられて、私は車中で溢れてくる涙を止められませんでした。
「このままでは家庭崩壊するかもしれない」
彼女にとって大きな不安や怖さが重くのしかかる日々。
「あんたのせいでお母さんが泣いている」
そんな憤りもあったといいます。

当時はそんな弟との仲は悪く、責める言葉を投げてばかりだったけれど、
母親が「弟のありのままを受け入れることが大切」ということを教えてくれた。
そして、「弟のことだけではなく、自分のこともちゃんと考えてくれている」
ということを見せてくれるようになったそうです。
(彼女は食べることが好きだったので、二人が自分をご飯に連れて行ってくれたことが嬉しくて、
心が満たされるようになったら弟のことを責める気持ちがなくなっていったのだそうです)
弟さんは通信制の高校を経て、普通に社会に生きているし、彼女と弟の仲は良くなったと笑っていました。

そして、今私たちが次男のことを思い新しい環境を探していることは絶対に良い方にいく、と
何度も何度も言ってくれた。
営業トークかもしれないけど、同じ不登校を経験し、解決した彼女の言葉に私はすごく救われた。
そして内見した家を即決してしまったのは彼女の人柄に買わされたのかもしれません。
賃貸申込したその家は、審査も通り、いよいよ春には引っ越すことになりました。
ネコジローは引っ越しに難色を示していますが、彼にとって良い環境になれるようにしていきたい。
部屋の空気を変えていくように、新しい場所で、新しい何かと出会えることになりますように。

余談ですが、彼女の話を聞く以前から、私は時々、
長男ワンタローと二人でパフェを食べに行く、
というような時間を作っていました。
ほんのささやかなことだけれど、
「弟だけじゃなくて、自分も大切にされているんだ」
そんなふうに、少しでも感じてくれていたらいいな、と思います。
そしてこれからも、兄としてではなく、一人のワンタローとして向き合う時間を大切にしていきたいと思います。
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