#13. 留年が決まった夏、不登校の息子に小さな変化があった

―「やってみたい」気持ちが少しずつ芽吹いてきた―

こんにちは、トリコです。

夏休みもそろそろ終わりですね。

…年中夏休みみたいな感じになってるので終わりも何もないのですが。

今回は、夏休み前から現在までのネコジローの様子を、少しだけ振り返ってみたいと思います。


「何かが違う」と言われた日

月に2回のペースでカウンセリングを受けているネコジロー。

夏休み直前のカウンセリングの日、カウンセラーさんが開口一番にこう言いました。

「扉を開けて入ってきた瞬間から、雰囲気がまるで違っていました」

実はその頃、目に見えて変化が起きていました。

小さなお手伝い(ゴミ捨てや食事の配膳)をたまにしてくれたり、

部屋を少し片付けたり、髪を切りに行ったり、ちょっと様子が違うかな…?とは思っていましたが

カウンセリングの約10日前くらいから、突然「夕食作り」を手伝い始めたのです。


「自分の力になるなら、やりたい」

最初はちょっとしたお手伝い程度だったのが、数日後にはほとんどの工程を自分でこなすように。

簡単な料理ならひとりで作れるようにもなり、自分からすすんで作ろうとしています。

「どうして夕食作りをしてみようと思ったの?」と尋ねた時、ネコジローはこう答えました。

「自分の力になることなら、やりたいと思って」

――思わず胸がいっぱいになりました。

でも、嬉しさに浮かれすぎないように、

「ほどよく喜ぶ」を意識しながら、そっと見守る毎日です。


前を向きはじめたそのきっかけ

今回の変化は、今までの“ちょっと調子のいい時期”とは少し違うと感じています。

「前向きな気持ち」「未来への視線」が、どこかに確かにある。そんな感じです。

(そう思いたいだけかもしれませんが)

カウンセラーさんとも話したのですが、

もしかしたらこの変化には「留年の決定」が影響しているのかもしれません。

これまでネコジローを縛っていた

「学校に行かなきゃ」「あと○日出席すれば…」というプレッシャーが、

留年が確定したことでふっと外れた。

そして心がようやく“自由”になった。

――そう考えると、最近の穏やかな様子にも納得がいきます。


「今できることをやってみよう」という姿勢

もちろん、今も学校には在籍していますし、完全に不安が消えたわけではないと思います。

けれど、目の前にある“自分にできること”にちゃんと目を向け始めている。

そんな姿に、わたしは小さな希望を見出しています。

ほんの一ヶ月前はほとんど会話がなかった時期もありましたが、

今はネコジローと、夕食の話や趣味の話など、穏やかに会話ができています。

昼夜逆転についても、夏休みに入ってからは気持ちが楽になったのか、今は早起き。

無理に戻す必要がない環境が、かえって彼を整えているのかもしれません。


この時間も、ちゃんと糧になる

「学校に戻ること」だけがゴールじゃない。

「未来に向かうエネルギー」が彼の中に少しずつ溜まってきているのを感じています。

回り道してきたこの1年と少しの時間も、

きっと彼の人生にとって意味のある時間になる。

そう信じながら、わたしはまた今日も、夕食の時間を楽しみにしています。

(ご飯作りは本当はちょっと苦手で、なるべく簡単に済ませたいタイプだったのですが、

最近は「一緒に何を作ろうか」とネコジローと考えるのが、ちょっとした楽しみに変わってきました。)


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