#20. 1か月続く沈黙の理由──不登校の“寡黙期”と向き合う日々

こんにちは、トリコです。

前回の記事では、息子との会話に無理を求めない

“新しい距離の取り方”について書きました。



そして今まさに息子は、

これまでで一番長い“話さない時期”に入っています。

必要なことは淡々と伝える——

そんなスタンスを選んだことで私の心は少し軽くなりましたが、

それでも顔を合わせないように避けられる毎日はやっぱり胸に響きます。

今日は、この長い沈黙が始まった経緯、

そしてその中で感じていることを、少しだけ書いてみようと思います。


ネコジローには、

不登校が始まってから何度か“寡黙期”がありました。

長くても2週間ほどで少しずつ会話が戻ってくることが多かったのですが、

今回はもう1か月以上。

その前までは、わりと雑談もできていたので、

余計にその差が胸にこたえています。

今のネコジローは、できるだけ私や夫と関わらないように過ごしています。

返事をしても曖昧で、何を言っているのか聞き取れない。

顔を合わせないように、ほとんど部屋にいて、

私がいないタイミングを見計らってキッチンやリビングに来ているようです。

きっかけは、本当にささいなことでした。

お小遣いでゲームのサブスクを始めたいと相談してきたとき、

前借りの状況もあって、私はつい否定的な反応をしてしまったのです。

もちろん、「サブスクはしてもいいよ」と後から伝えました。

でも彼は「もういい」と扉を閉め、その日を境に会話が途絶えてしまいました。

おそらくサブスクのこと、そのものではなく、

“否定されるかもしれない”

という不安が前面に出てしまったのだと思います。

(同居の祖母には「否定されるのが怖い」と漏らしていたようです。)

そこから先は、

ずっと怖さが拭えないのか、

引っ込みがつかなくなっているのか、

意地を張っているのか、

自分の態度を決めかねているのか、

思春期の反発なのか——

いろいろな要素が絡み合って、今の“長い沈黙”になっているのだと感じます。

私も、前回の記事で書いたように「ふつうを演じる」のはやめたばかり。

だから無理に話しかけたり、会話を引き出したりはしません。

でもやっぱり、避けるような態度を向けられるたびに胸が苦しくなる。

これは正直なところです。

それでも今は、

必要なことは淡々と伝え、あとは静かに見守る、

という“新しい距離感”に頼るしかありません。

感情をぶつけず、追い詰めず、

ただ「あなたを見放していないよ」という姿勢だけを残しておく。

それが、今の私にできる最大の誠意なのだと思っています。


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