こんにちは。お久しぶりのトリコです。
(またまた時間が経ってしまいました…)
前回の記事で、この2〜3ヶ月の出来事を振り返りつつ綴ろうということを書きましたが、
今動いていることを今の感覚で書ける内に書いていこうと思ったので、最近のことを書くことにしました。
ということで今回は、ネコジローに家でできる仕事を頼むようになった話です。

夏前くらいから月に一度通っている引きこもり支援センターで、
「家の中で何か役割を持てるといいですね」という話をしていました。
そういえば以前、ネコジローから「何かできそうな仕事があれば…」と言われたことがあって
(おそらくお小遣いが足りてないからバイト的な感覚で)
そのときは具体的な話にはならなかったけど、理由はともかく、
せっかくそういう気持ちになっているのだから、何か頼めそうなことを考えてみました。
「お手伝い」に「お金」を渡すことについては前々からどうするのがいいのか悩んでもいましたが、
お金稼ぎが目的でも、それが動き出すきっかけになるのならいいということにしよう、
という結論に落ち着きました。

まず頼んでみたのは、洗濯物をたたむことと、洗濯機の掃除。
うちはドラム式洗濯機を使ってるので、外干ししたものを取り込んだりすることはなく、
洗濯機から乾燥された衣類を出して畳むのでお手伝いのハードルは少し低めです。
ただ、ネコジローには難しいこともあります。それは
決まった時間に何かをすること。
調子が悪くてできない日もあるし、時間が決められていることは無理だと言います。
そこで、
夕方お風呂の準備をする時間くらいまでにやってもらえればいいし、
できない日はやらなくてもいい、
と伝えました。
「やるなら、ちゃんとやってほしい」という気持ちは捨てて
めちゃくちゃハードルを下げて、やってもらえたらラッキーくらいの感覚。
毎日必ずやる、という約束ではなく。
できるときに、できることをやってもらう。
そんな感じで始めてみました。

それから、私がやっているハンドメイドの仕事も、簡単な作業を少しずつ頼むようになりました。
もちろん、すべての作業をお願いできるわけではないけど、
以前にもやってもらったことがある綿詰めや商品を入れる箱を組み立てる作業。
型紙を線に沿って切ってもらったり、外でペンキを塗ってもらったり。
本人ができそうなことを選んで、お願いしています。
そしてこれが、思っていたよりも続いています。
洗濯物をたたむことも、洗濯機の掃除も、始めてから一か月ほど、ほぼ毎日やってくれています。

そして、もうひとつ変わったことがありました。
以前は数日に一度だったお風呂に毎日入るようになりました。
こうして書き出してみると、できるようになったことは確かにあります。
ただ、だからといって、生活全体が大きく変わったわけではありません。
相変わらず昼間は家族と顔を合わせないように過ごしているし、夜中に起きてきて食事をする日々。
話しかけても返事がないことも多いです。
家の中で頼んだことはやってくれてる。
でも、家族との会話が増えたわけではない。
外に出るようになったわけでもない。
そんな状態です。
それでも、頼んだことを続けてくれているのは事実としてある。
以前、仕事について話したときには、決まった時間に働くのは無理だと言っていました。
これについて、支援センターの人は
「何ができないかを自分でわかっているし、それを伝えることができるというのはすごいと思う」
と言っていました。
確かに、そんなこと言ってたら働けないじゃん…という思いがつい出てしまうけど、
そういうことを思っているんだという話をしてくれたことも
少し変わったところかもしれないと思えるようになりました。
今すぐ外で働くことは難しくても、家の中でできることなら、少しずつ増やしていけるのかもしれません。
これで何かが大きく変わるのかどうかは分からないし、そんなに期待や希望を持てる話でもないけど
今はひとまず、できることをお願いして、できたことをそのまま受け止めていこうと思っています。

そしてこのあと、ネコジローが思いがけず外に出る出来事がありました。
どうせ行かないだろうと思っていた、ボランティア活動です。
次回は、そのときの話を書こうと思います。
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