こんにちは、トリコです。
ネコジローの不登校に向き合う中で、
「不登校」というものに対する自分の考えが大きく変わりました。
以前は「原因があって、その多くはいじめだろう」と思っていた私。
でも、当事者になって初めて見えてきたものがありました。
今回はそんな気づきのメモです。
「不登校」へのイメージが変わった
ネコジローが不登校になってから、
私の「不登校」に対する考え方はガラリと変わりました。
私はどちらかといえば古い人間なので、
不登校には必ず原因があると思っていました。
そして、その多くは「いじめ」だと思い込んでいたのです。
(実際、私自身も中学時代にいじめが原因で五月雨登校をしていた経験があります↓)
ところが実際に調べてみると、
不登校の大きな理由として
「無気力」「不安」
とされるケースが多いと知り、とても驚きました。
現代の環境が子どもたちを追い込んでいる

よくよく考えてみると、
今の子どもたちは私たちの時代とは全く違う環境にいます。
ネットの発達で「優劣」がすぐに数値化され、
見える化されてしまう。
そんな状況で失敗を恐れるのは当然だと思いました。
多様化が叫ばれている一方で、実際には
“本当の多様性”が認められていないと感じることもあります。
特に田舎に住んでいると、その息苦しさを強く感じます。
一方で、学校のシステムや様式は昔からほとんど変わっていません。
親として揺れ動いた気持ち
私は、不登校の子どもに対して
「学校に行かなくてもいい。
今の時代は自分で開業したり、ユーチューバーになったりして生きていける」
と思っていました。
…それなのに、いざ自分の子どもが不登校になると
「どうにか学校へ行かせなくちゃ」と考えてしまったのです。
これは当事者にならなければ分からなかった感覚だと思います。
本当の問題は「不登校」そのものではない

ネコジローは不登校初期はもちろん、
今でも気分の波があり、
うつ病の影響もあって好きなことでさえ取り組めない日があります。
この経験から感じたのは、
不登校という現象そのものが問題なのではないということ。
「学校に行けない」
その根っこにある心のしんどさこそが、
本当に解決すべき課題なのだと思うようになりました。
不登校そのものではなく、
その子がそうならざるを得なかった心の根っこに目を向けること。
そのしんどさを少しでも軽くし、
前を向いて歩いていける力を育むこと。
それが今、私にできる大切なことなのだと感じています。
同じように悩んでいる方にとっても、少しでもヒントになれば嬉しいです。
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