こんにちは。トリコです。
次男ネコジローの不登校が始まって1年半、
一度は穏やかになった気持ちと日々が
また苦しく身動きが取れない日々に変わってきています。
「もう大丈夫」と思っていたのに、
身体がそうじゃないと教えてくれた夜。
その出来事を少し記録しておきたいと思います。
身体が急ブレーキをかけた夜
最近、頭の中がずっとフル回転していました。
不登校の子どものこと、
仕事のこと、
これからのこと。
「私は大丈夫」「このくらい平気」と、
いつものように自分に言い聞かせていたつもりです。
でも、ある夜、突然身体が急ブレーキをかけました。
夜中に息苦しさで目が覚め、胸の圧迫感や喉のつっかえが続くように。
思うように息ができない苦しさ。
胸の痛みで眠れず、夜中に何度も目を覚ます。
私は持病もあるので、
「まさか、大きな病気に発展していたりしたらどうしよう?」
そんな不安が、一気に押し寄せてきました。
自分で蓋をしていた「見えないストレス」
最初は、「アレルギーかな?」「薬の副作用かも」と、
身体の原因を探していました。
けれど心のどこかで、もう一つの声が聞こえていました。
「ストレスかもしれない」と。
思い返せば、子どものこと、仕事のこと、そして自分の創作への焦り。
いろんな不安を抱えながら、
「私は頑張らなきゃ」
「私が頑張らなきゃ」
と気持ちに蓋をしていたのかもしれません。
この身体の不調が出るまで、
「私は大丈夫」と信じ込んでいたことに、やっと気づきました。
かかりつけ医に相談してみた
悩んだ末に、長年お世話になっている内科へ行きました。
胸の苦しさや喉の違和感だけでなく、
「子どものことでストレスを感じている」ことも正直に話しました。
検査の結果、心電図などには異常なし。
先生は「ストレスからくる逆流性食道炎かもしれませんね」と言い、
薬を処方してくれました。
「大きな病気ではないですよ」と言われ、
すごく安心しました。
「話す」ことで、心が少し軽くなった
不思議なことに、
診察を受けた翌日以降、息苦しさがスーッと和らぎました。
薬の効果もあったと思いますが、
それ以上に「話せたこと」が大きかったように思います。
- 医師に不調を伝えたこと
「助けてください」と専門家に委ね、
大きな病気ではなかったことが分かり安心できました。 - ストレスを言葉にして伝えたこと
「私は今、しんどい」と他人に言えたことで、
心の奥にたまっていたものがほどけていく感じがしました。
もしかしたら、これは
私にとっての小さな“カウンセリング”
だったのかもしれません。
親も、自分を労わる「プロ」になろう
不登校の親は、どうしても子どものことを優先してしまいがちです。
でも、親だって人間です。
自分の体と心を守ることも、立派なサポートのひとつです。
もし今、原因の分からない不調を感じているなら、
それは心が「ちょっと休んで」と言っているサインかもしれません。
どうか、「病院に行くなんて大げさ」と思わないでください。
それは、自分を大切にするための行動です。
親の心が少し軽くなれば、子どもにもその安心はちゃんと伝わるのだと思います。
あなたの身体のSOSを、見過ごさないでくださいね。
この出来事をきっかけに「親のケア」についても改めて考えるようになりました。
そして不登校の根本的な解決に向けてどう動いていくべきなのか…
以前書いた記事のように一人の時間を持つこと、そして人に話を聞いてもらうこと。
どちらも自分を守るための大切な行動なんだと思います。
もし今、あなたもしんどさを感じていたら、
どうか今日だけは自分を責めずに
そっと休む時間を守ってくださいね。
関連の過去記事もぜひ読んでももらえたら嬉しいです。
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